【初心者向け】初めての日帰り登山、何から始める?持ち物・服装・プラン徹底解説!

「山に行ってみたいけど、何から始めたらいいんだろう?」「いきなり本格的な登山は不安…」。そんな風に思っているあなたへ、今日は、気軽に自然を満喫できる日帰り登山の魅力と、準備から当日までを楽しく乗り切るためのポイントを、丁寧に解説していきます。
難しそうに見える登山も、実はちょっとした準備と心構えで、誰でも気軽に始められるアクティビティなんです。
なぜ「日帰り登山」がおすすめなの?
本格的な縦走登山やキャンプ泊を伴う登山と比べて、日帰り登山にはたくさんの魅力があります。
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気軽に始められる!
- 宿泊装備が不要なので、荷物が少なく、体力的な負担も抑えられます。
- 事前準備も比較的シンプルで、初心者でも挑戦しやすいのが大きなメリットです。
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美しい景色を手軽に満喫!
- 都心から日帰りで行ける場所にも、息をのむような絶景が広がる山がたくさんあります。
- 四季折々の自然の移ろいを肌で感じ、リフレッシュできます。
- 都心から日帰りで行ける場所にも、息をのむような絶景が広がる山がたくさんあります。
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達成感とリフレッシュ効果!
- 自分の足で登りきった時の達成感は格別!
- 自然の中で体を動かすことで、心も体もリフレッシュでき、日頃のストレスも吹き飛びます。
- 自分の足で登りきった時の達成感は格別!
登山計画を立ててみよう!まずは「選ぶ」ことから
初めての日帰り登山は、無理のない計画が成功の鍵です。
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どこへ行く?山の選び方
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低山から始めよう: 最初は、標高1000m以下の、登山道が整備された低山がおすすめです。例えば、関東なら高尾山(東京)、御岳山(東京)、筑波山(茨城)。関西なら六甲山(兵庫)、金剛山(大阪)などが人気です。
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アクセス: 公共交通機関でアクセスしやすい山を選べば、運転の疲労もなく、より山行に集中できます。
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所要時間: 登山地図やガイドブックで、往復の所要時間を確認しましょう。休憩込みで3〜5時間程度のコースが初心者には最適です。
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情報収集: 行きたい山の公式サイトや登山アプリ(YAMAP、ヤマレコなど)、個人のブログなどで、最新の登山道の状況やトイレ、水場の有無などをチェックしておきましょう。
YAMAP
https://yamap.com/
ヤマレコ
https://www.yamareco.com/
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低山から始めよう: 最初は、標高1000m以下の、登山道が整備された低山がおすすめです。例えば、関東なら高尾山(東京)、御岳山(東京)、筑波山(茨城)。関西なら六甲山(兵庫)、金剛山(大阪)などが人気です。
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誰と行く?誘い方・同行者の確認
- 最初は経験者と一緒に、または友人や家族と複数人で行くのが安心です。
- 行く人が決まったら、体力レベルやペースが合うか、事前の情報共有をしっかり行いましょう。
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いつ行く?天気のチェック
- 登山は天候に大きく左右されます。必ず出発前日、当日に天気予報をチェックしましょう。
- 晴れ予報でも、山の天気は変わりやすいもの。急な雨や風にも対応できる準備が必要です。
- 特に、雷予報や荒天予報の場合は、迷わず計画を中止・延期する勇気を持ちましょう。
準備はここから!日帰り登山の「これだけは!」持ち物リスト
登山は、普段の街歩きとは違う特別な装備が必要です。でも、心配いりません。
ポイントを押さえれば大丈夫!
基本アイテム
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登山靴: 普段履き慣れているスニーカーではなく、まずはくるぶしまでしっかりサポートしてくれるミドルカットの登山靴がおすすめです。滑りにくく、足首の捻挫を防いでくれます。防水性のあるGORE-TEX(ゴアテックス)搭載モデルなら、水たまりやぬかるみも安心です。
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登山ザック(バックパック): 日帰りなら20L〜30L程度のものが最適。体にフィットし、肩や腰で荷重を分散してくれるモデルを選びましょう。ウエストベルトやチェストベルトがあるものが◎。
- レインウェア: 上下セパレートタイプで、防水透湿性に優れたものが必須。急な雨や風から体を守り、体温低下を防ぎます。コンパクトに収納できる軽量タイプがおすすめです。
ウェアリング(服装)の考え方
登山では、「重ね着(レイヤリング)」が基本です。汗をかいたり、気温が変化したりしても、服を脱ぎ着することで体温を適切に保つことができます。
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ベースレイヤー(肌着): 汗を素早く吸収・拡散する速乾性素材を選びましょう。綿素材は汗を吸うと乾きにくく、体が冷える原因になるのでNGです。
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ミドルレイヤー(中間着): 体温調整のために着用します。フリースや薄手のダウンジャケットなどが適しています。
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アウターシェル(上着): 前述のレインウェアやソフトシェルがこれにあたります。風や雨から体を守る役割です。
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ボトムス(ズボン): 動きやすく、速乾性のある登山用パンツを選びましょう。ストレッチ性のあるものが快適です。ジーンズは汗を吸うと重くなり乾きにくいため、避けましょう。
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靴下: 吸湿速乾性のある登山用ソックスを。厚手でクッション性のあるものなら、靴擦れ防止にもなります。
その他、あると便利なもの
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飲み物: 夏場は多めに(1.0L〜1.5L以上)。水筒やハイドレーションパックも便利です。
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行動食: コンビニおにぎり、パン、チョコレート、ゼリー飲料など、手軽にエネルギー補給できるもの。
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地図とコンパス(スマホアプリでも可): 道に迷わないために。
- スマートフォン(充電満タン、モバイルバッテリー): 緊急時の連絡や写真撮影に。
- ヘッドライト: 万が一下山が遅れた場合に備えて。
- ファーストエイドキット: 絆創膏、消毒液、常備薬など。
- タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ:
- 日焼け止め、帽子、サングラス: 紫外線対策は必須です。
- ゴミ袋: 自分のゴミは持ち帰りましょう。
- 熊鈴(地域による):
- 行動中のザックに入れる小物入れ(サコッシュなど): すぐ取り出したいものを入れるのに便利。
登山当日を楽しむためのヒント
準備が整ったら、あとは当日を楽しむだけ! いくつかヒントをお伝えします。
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体調万全で挑む!
- 前日はしっかり睡眠を取り、体力を温存しましょう。
- 登山前に軽食をとり、エネルギーを補給することも忘れずに。
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登り始めはゆっくりと
- ウォーミングアップを兼ねて、登り始めはゆっくりとしたペースを心がけましょう。
- 心拍数が上がりすぎないよう、呼吸を整えながら歩くのがコツです。
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こまめな休憩と水分・栄養補給
- 体力を消耗しないためにも、30分〜1時間に一度は休憩をとりましょう。
- 喉が渇く前に水分補給、お腹が空く前にエネルギー補給を心がけてください。
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下山は慎重に
- 登山道の事故は、下山時に多く発生します。疲れていても、足元に注意し、焦らずゆっくりと下りましょう。
- ストック(トレッキングポール)があれば、膝への負担を軽減できます。
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自然を楽しむ心を忘れずに
- 登頂だけが目的ではありません。道中で出会う植物や動物、鳥のさえずり、風の音など、五感で自然を感じてみましょう。
- 美しい景色を写真に収めるのも素敵な思い出になりますね。
まとめ:「初めての山」へ!

初めての日帰り登山は、ちょっとした準備と心構えで、想像以上に楽しく、充実したものになります。必要な装備を揃え、しっかり計画を立て、何よりも「楽しむ心」を持って山へ向かいましょう。
あなたの「初めての山」が、忘れられない素晴らしい一日になることを願っています。